西村一成の世界から

未知へ、更に、未知へ‥と日々カンバスをカジリ続ける画家、西村一成の出来たて作品を絵日記のように記録。NEXT ONEはどんな作品?

今年もやはり「さてどうなりますか、、、」

2019年10月11日(金)

1年前にも
海外向けの作品搬送したことを書いています
「さてどうなりますか、、、」2018年9月11日


今年もニューヨークに向けて出て行きました
まず京都・ギャルリー宮脇に搬入
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今年は大型作品も多く
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先日10月1日「ニューヨークへの作品搬送準備」にUPしたように
剥がしたり巻いたり
過去の作品が多かったのですが


これらつい最近のものも

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「no title」(№1) 54×38cm20190916
「no title」(№1)水彩紙54×38cm20190916




「悪魔のイメージ」(№1)74.5×54.5㎝20190731
「悪魔のIMAGE」(№1)水彩紙、インク74.5×54.5cm20190731





「悪魔のイメージ」(№3)74.5×54.5㎝20190731
「悪魔のIMAGE」(№3)水彩紙74.5×54.5cm20190731





「情に交わる」シリーズ№1~4  54×38cm20190909
「情に交わる」(№2)水彩紙、インク54×38cm20190909




「情に交わる」(№1)水彩紙、インク54×38cm20190909




「情に交わる」(№3)、水彩紙、インク54×38㎝20190909




「情に交わる」(№4)、水彩紙、インク54×38㎝20190909



これらペンドローイングも魅力的ですが
書道の様な筆によるものも海を渡ります

「思」(№1~№6)54×38cm20190910
「思」(№1)水彩紙54×38cm20190910




「思」(№2)水彩紙54×38cm20190910





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   ↑
この段ボール箱のキャンバス小品(F10)6点は油絵具を使ってあり
乾いたばかりの出来立てホヤホヤ
9月29日にUPしたばかりですがもう一度UP



「最初のヌードと始まりのIMAGE」シリーズです

「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№1)カンバスF1020190927




「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№3)カンバスF1020190927




最後に
最新作をご紹介しておきます

「歓喜の夜明け」F5020191009
「歓喜の夜明け」カンバスF5020191009


カエル?亀?苺の様な甲羅?というおかしな絵ですが
「歓喜」とは?
ニューヨークへの作品を無事送り出せた喜びでしょうか
その日の作品です



昨年は
ニューヨークでのアート・フェアやグループ展で展示されたわけですが
今年もやはり「さてどうなりますか、、、」です








苦肉の策ー「描いといて良かったがねぇ」

2019年10月5日(土)


先回
ニューヨークへ渡る作品のうち
大型キャンバス作品を木枠から剥がしたと書きました


剥がした木枠に画布を張れば
「また大きな絵が描ける!!」と作家は大喜び
早速綿麻布を上張りして描きました!



出来上がったのは
「お化けみたいな顔」

「お化けみたいな絵」カンバス(P80×2)145.5×194㎝20191002

                          194×145.5cm 20191002

目玉の幅が40㎝近くある
口幅も50㎝ほどある2m近い顔を
下書きも無く描けるなんて!
余程大きなものを描き慣れていなくては出来ないことでしょう



10月最初の作品
「鬼へのどれい」は久しぶりのF100号でした
大きな画面に
ほとばしる何かを
大きなストロークで思いっきり描きたいのです
その所為で四十肩になろうとも


「鬼へのどれい」カンバスF10020191001
               F10020191001

「鬼へのどれい」って?

西村一成の場合タイトルは後から付けますが
直截的に作品を表わすとは限りません

唸りながら内から絞り出された作品であることは確か



ところで
ハガシては張って描けばいくらでも大作も描けそうですが
現実的にそれはあり得ないわけで

今回のハガシも
海外搬送という困難をクリアするための苦肉の策
欧米のギャラリーにはハガシて送ってもOK!なのでしょうが
それは「フレーマー」という職業が発達しているからで
日本だったら作家が自身で張り戻すことになるか
外注すれば
張り戻す木枠代と手間賃も発生するわけで
やはりハガシて保管はあり得ないのだ




西村一成は
この大きさでもタッカーで張っています
柔らかい布地だから可能なのでしょう

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   F100号      P80を2枚繋いだもの( 194×145.5cm)



たとえば
超大型木枠を買い込み組み描き上げ
幸運にも運び出す(展示や売却)機会が訪れても

さて
どうやって家から出す!?
出せない!!
なんて笑い話みたいになる

F130号は194×162㎝
F150号は227.3×181.8㎝もあるのです!
仮縁や額が付けばもっと大きくなる

というわけで
高さ180㎝のドア枠から横にして出せるキャンバスは
ここではF130号が最大


天井の高い工場のようなアトリエや
美大のアトリエのような大きな出入口はない
古い普通の日本家屋ですから


西村一成の「組作品」は
ひとつの苦肉の策なのかも
いくらでも大きく出来るのだから


「そんな大きな絵ばっかり描いて~どうするの~?」
とよく言われたものですが

こうして発表の機会に恵まれると
描ける時に(描きたい時に)
「描いといて良かったがねぇ」

思わず名古屋弁も出ます




ニューヨークへの作品輸送準備

2019年10月1日(火)


ニューヨークへの作品輸送準備が今年も始まりました

昨年同様ベニヤ板作品は多く

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候補作品はすでに2階でスタンバイ
リクエスト確定すれば下に降ろされるわけです


なんと今回は大型キャンバス作品のリクエストもあり
今日は木枠から剥がす作業しました
巻いた状態で輸出するらしい
張り戻すプロも居るとか


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これが今回最も大きなもので

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P80号キャンバス2枚を繋ぎ合わせてある
「絶望的な明るさの中で」145.5×194㎝20130822


ところで
木枠を繋いで描いたのは佐々木馨先生で
一成はその作品に上から綿布を張って描いたのでした
佐々木先生の作品
メキシコの死者の祭りの絵でしょう
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一成作品

「一成、ドンドン描け!」と
沢山の作品を惜しげもなく下さった先生のお陰で
海外に渡る作品も生まれました

これはトーキョーワンダーウォール公募2013で受賞し
東京都庁に展示されたもののひとつでした

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生徒さん「この画家は有名な人ですか?」
ガイドさん「これから有名になる作家さんですよ」
この写真撮影しながら聞こえてきた会話ですって

どうなるでしょうね~



アメリカに渡る大型キャンバス作品はまだあって
「絶望的な明るさの中でⅡ」162×260.6cm20130823
F100号2点の組作品です
(制作日を見ると真夏にこの大きな絵を連日仕上げていた!!)

「絶望的な明るさの中でⅡ」162×260.6cm20130823.jpg


2014年第7回自主企画個展ではこうして並べて展示

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「戻ってくるのかなあ?」
「戻らないのも寂しい気がする」
そんな会話しながらこれも剥がしました



何故かまた突然 油絵具と張りキャンバス

2019年9月29日(日)


何故かまた突然
油絵具と張りキャンバスを購入
油絵具を使っていたのは10年程前まで
ニュートン(ウィンザー&ニュートン)が好きだとか
クサカベはどうも、、、などと言っていたのでしたが
今回はホルベインのを

張りキャンバスは
F10号(53×45.5㎝)ばかり20枚

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届くなりこうでした

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海苔粗朶か!?
ブラックジェッソで下地塗り
その後アクリル絵の具で下地を造り油絵具で仕上げました




「吠えること」(№1)

「吠えること」(№1)カンバスF1020190928

                                                        F10 20190928



「吠えること」(№2)

「吠えること」(№2)カンバスF1020190928

                F10 20190928



「最初のヌードと始まりのIMAGE」6点のうち4点をUP
これらもブラックジェッソで下地塗り
オイルとオイルパステルを使って

「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№1)
「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№1)カンバスF1020190927




「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№2)
「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№2)カンバスF1020190927




「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№3)
「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№3)カンバスF1020190927





「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№4)
「最初のヌードと始まりのIMAGE」(№4)カンバスF1020190927

大先輩画家との電話で
「へぇ ヌード描いた?!」
「僕のはヌードと言っても全くセクシーじゃないの」




そして先日の加筆作品もUP
これらにはオイルは使っていません

「恨み」F30
「恨み」カンバス、綿麻布(画布に穴)F3020190921
                20190921



加筆前は「長月の雷鳴」でした

「長月の雷鳴」カンバスF3020190903
               20190903



もう1点
「迷い猫ちくら」F30F30

組作品(2)「迷い猫ちくら」カンバス91×145 (1)
                                                             91×145.5cm20190921

加筆前はこうでした

「迷い猫ちくら」カンバス(F30F30)91×145.4cm20190831
                     20190831



迷い猫はすっかり慣れてここに居付いています
黒猫19歳(90歳以上)が家に入ることを許しません!


居心地良さそう
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何猫と呼ぶのかな
外猫?
番犬ではなく番猫?

ところで
久しぶりの油絵具は楽しかったようです
どうなることでしょう?





京都市京セラ美術館に以下の7点が寄贈されました

2019年9月15日(日)


ご報告がありまして

「嬉しく名誉なこと」の前に付ける言葉が決まりません
非常に、もの凄く、大変、極めて、殊の外、、、
とにかく
西村一成にとって国内公立美術館での初の作品収蔵が決定!!!
京都市京セラ美術館に以下の7点が寄贈されました

受贈して下さった美術館にも
寄贈して下さったコレクターにも
仲を取り持って下さったギャラリストにも
感謝!感謝!感謝!です


「叫び 連作1~5」


収蔵(京都市立美術館)展示イメージ


これは「あいちからの発信/発進~あいちから世界へ~」展示イメージ
名古屋市民ギャラリー矢田にて(2016年10月4日~10日)
F50号P50号とS40号で2016年4月16日制作

2016年4月14日熊本大地震直後に
描きたい!描かねば!という切迫した衝動から生まれたもの

描かせているのは作家の心の「叫び」なのです






「東谷山と死神」 

収蔵(京都市立美術館)「東谷山と神」カンバスF5020151218 

                       F5020151218

「Sixth Sence展より その4」(2018年2月18日)でも触れたように
これは下にも面白い絵が隠れています




そして7点目はこれ

「死の芸術」
収蔵(京都市立美術館)「死の芸術」カンバス P3020150212 

           P3020150212

この作品が生まれた日の記録は
「心で見た世界をー『死の芸術』」(2015年2月12日)
「トラウマの克服?」(2015年2月13日)に詳しく書きました
興味ある方はどうぞご覧ください


「薄暗がりに立てかけられたこの絵
作者の心で見た世界を伝えていました」
などと書いたのでしたが
「死」の悲しみの絵として芸術的では、、、

コレクターにも美術館の関係者にも伝わったのだと思います



いつの日か美術館に展示されますように!!
その折には会いに行きたいものです


リニューアル・オープンされる京都市京セラ美術館

https://kyotocity-kyocera.museum/


『美術手帖』にも載っていました









公式ホームページ
西村一成HP
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