西村一成の世界から

未知へ、更に、未知へ‥と日々カンバスをカジリ続ける画家、西村一成の出来たて作品を絵日記のように記録。NEXT ONEはどんな作品?

エスキースらしきモノ発見!

2020年9月21日(月)


この夏中かかった古いスケッチブックの整理
終わってみたら、、、


「西村一成はまずエスキースなどはしません」
(8月16日「エスキース?」)
そう書きましたが
2010年F4スケッチブックに少しはエスキースらしきモノ発見!



ここで少しだけUPしておきます

まずこれ
「死んだゴジラ」とあります
54-3-F420100621



段ボール作品になりました
「死んだゴジラ」(段ボール)61×110cm20100621  DSCF5956

                   110×61㎝20100621


同時期の同じような作品を思い出します
これはカンバス作品で
「アフリカ女」
2F東11   F6020100707「アフリカ女」アクリルDSC_3768tr

               F6020100707



次は
「クビヲツルノニモッテコイノ」の下書き
思い付いた色を書き止めているようです
54-13-F420100704


P20号カンバスに描いた
2F西2中右P2020100704「木(緑)」アクリル、オイル

             P2020100704 


前日にはこれも描いていました
2F西2下左M3020100703「木(赤)」アクリル、オイル

            M3020100703




もうひとつだけ


54-12-F420100701

これがこうなっています




「黒魔術」
15?P100「黒魔術」20100701アクリル、オイルDSC_3786tr

             P10020100701 


下描きというより
ただ着想を描き止めてあっただけのようです

それもこの時期のほんの何点かだけで
やはり西村一成の場合
エスキースなどはしないタイプです


その頃から10年
今春のギャルリー宮脇と京都場での同時開催個展に寄せて下さった
神保京子氏のWEB特別寄稿文より

「さらに作品が発表された初期の頃には、明快でありながら素朴さを湛えていたアクリル絵具の線とマチエールは、過去10年程の間に、徐々に躍動感に満ちた力強い筆致へと変貌を遂げた。」



寄稿文はこちらに
https://www.galerie-miyawaki.com/IsseiNishimuraGalerieMiyawaki.htm







間もなく始まる国際グループ展情報を

2020年9月10日(木)



この2か月間は
西村一成の画歴で最も古い20代前半を発掘整理し
少しずつUPしてきました
20年前のものでした


今日は久し振りに最新作UPしていきます
と言っても以前の様には描けず
水彩紙へのドローイングや過去作品への加筆ばかり

その過去作品制作の2017年夏は
熱中症ギリギリセーフだった!!
真夏にヒーター2台付けて室温40℃にもなっていたかも
もちろん絵の具乾燥の為にです
無茶苦茶?


そんなアトリエで
F100号×2、F130 号、S120 号、F50号、F100号、P100号
と連日超大型カンバスに描き続け
8月21日には横10m近い組作品「AMM」となりました


「AMM」(F100×2、F130、S120、F50 、F100、P100 ) 20170821

                  194×981.9㎝20170821


「あの頃は若かったなあ」と言う
3年後のこの夏
その6点組に加筆し始めています

左から2点目「とある事に腹を立て」F130は
ブラックジェッソとオイルバーで加筆
「とある事に腹を立て」カンバス、綿布F130(162×194cm)20170813
                        20170813
「KROSA」になりました
上部が光ってしまい残念ですが
「KROSA」カンバス、縫い合わせた綿布F13020200906
                      20200906




左から4点目「九寨溝」F50 は
「九塞溝」カンバス、綿布F50(116.7×91㎝)20170810
                201700810
「溝(どぶ)の中の虫」と生まれ変わり
「溝の中の虫」カンバス、綿布F5020200907
                  20200907




左から5点目「生と相乗り」F100 が
「生と相乗り」カンバス、綿布F100(162×130.3㎝)20170814
                  20170814
「赤い絵」となったのです
「赤い絵」カンバス、麻布の上に綿布上張りF10020200906
                  20200906


どこかで前にも書きましたが
加筆は画材不足時の苦肉の策的なところがあり
絵の具が無いから画面にある色を生かす
そうしてでも何でも描きたい時は描きたい!
そういうことでしょう

その結果が今日の新作ですが
いつかまた加筆される??



最新のドローイングUPはまた次回として
間もなく始まる国際グループ展情報を


先回8月25日にお知らせしたとおり
フランス・ボルドー市近郊ベグル市の公立美術館
ミュゼ・ドゥ・ラ・クレアシオン・フランシュでの恒例の選抜国際展
Visions et Créations Dissidentes

西村一成のドローイング作品が展示されます


20200902 f6de709125644e3aa8cac86132576891.base.image

日本、ベルギー、フランスから2名
オーストラリア、スイスからは1名
総勢8名のクリエイターが新しく紹介されるそうです

詳しくは

http://www.musee-creationfranche.com/?page_id=4858&oaq%5Buid%5D=52404752


ボルドー近郊といえば葡萄!
それ位しか思い浮かばないカンリニンですが
葡萄繋がり!東谷山の葡萄
今秋はそろそろおしまいのようです













フランスまで作品が飛んで行ったのだと実感!!

2020年8月25日(火)


オープンはまだ1か月先ですがお知らせします
フランスはボルドー市近郊
べグル市の美術館で
ISSEI NISHIMURA作品が展示されます!!!


Musée de la Création Franche
(ミュゼ・ドゥ・ラ・クレアシオン・フランシュ)での
"Visions & Créations Dissidentes"(VCD)という恒例の展覧会で
今年の会期は2020年9月26日~2021年1月10日
このVCDはクレアシオン・フランシュ美術館でのシーズン始まりの展覧会
フランスでは9月が新学期だから公立美術館も同様なのだと納得


選抜作家8名の1人に選んでいただいて大変名誉なことです
20点程ギャルリー宮脇から空輸され
コロナ禍の影響もあり心配したのでしたが
無事期日までに届いたと聞きホッとしたものです


美術館では今も展示準備が着々と進められている様で

118174388_3131820566934756_1837892526814196168_o

今日Facebookにこの画像がUPされ
フランスまで作品が飛んで行ったのだと実感!!






西村一成は「佐々木ボード」と呼んでいますが
佐々木馨先生から頂いた沢山のイラストボードに描いた作品や

「黒猫と僕」ケント紙ボード、インクA320180313





「叫び」ケント紙ボード、インクB420180314



水彩紙作品も見えています

「お昼ご飯の後に」(№4)水彩紙、インク54×38cm20190917



他にもどの作品がどのように展示されるのか
ワクワクドキドキ
楽しみです

国内で国外で
お世話になっている方々に感謝感謝!!です



このコロナ禍中
無事に開催されますように!!








エスキース?

2020年8月16日(日)


エスキースとは?

現代美術用語辞典にはこうあります

素描、下絵、素案、概要を意味する仏語。「エスキス」とも表記される。作品を制作するための着想や構想、あるいは構図を描きとめた下描きのことで、作者のインスピレーションを吟味し、計画を(綿密に)練る作業や下絵そのものを指して使われる用語。

西村一成はまずエスキースなどはしません
それでもスケッチブックなどに
着想かと思われる下描きがみつかることもあります
今日はそのあたりの発見からUPしてみます


古いものでは
2003年のF20号カンバス作品の中に
印象的で記憶に残っているものがあります

F202002~2003( 赤い犬と女)





2F西4中右F202002~2003( 赤い犬)


その頃黒い犬は飼っていましたが
赤い犬と一杯のおっぱいが登場し
何なんだ~これはー!と当時のカンリニンは思ったか言ったもの


最近その素案のようなものも見つけました
薄くてよく見えませんが
犬、赤、おっぱい、金、白などとあります


26-1-F6


2003~2004年に渡るスケッチブックですが
描いた本人は
「タブロー作品が先で後からスケッチブックに描くこともあった」
そう言いますが
実際のところはどうなっていたのでしょう

もしこれがエスキースであれば
本当に珍しいものです!






これは2006年のF4スケッチブックに見つけたペン画ですが
30-6-F4


その頃描いた一連のカンバス作品を思い出させます


タイトルなど付けるどころではなく
ただただ恐怖を表わしたP30号です
2F西4下中P30 200605~07(恐怖)
                      200605~07

同じ様な構図の絵のほとんどはハガシてありますが
どれも燃える様な真っ赤な空を背景にビル群と雪の様な白い道?
紐と何かを両手に提げて立つふたりの恐ろしいげなこと!



2006年同じ頃のですが
こちらはF6スケッチブックに鉛筆でしょう

32-1-F62006


これから思い出す絵が
書道用の大きな紙やベニヤ板にもいくつか残っている

例えばこれら

2F西8「恐ろしい女」138×70cm 書道紙20060622

            138×70㎝20060622

裏打ちしたのかベニヤ板にでも貼ったのか
仮縁がつけてあります



これは厚いベニヤ板にそのまま描いたもの

2F西8ボード(女)裏91×43cm20060624


どちらも
恐ろしい人物を描いたというより
「人は恐ろしい」モノだったのでしょう



確かに西村一成の場合
「作者のインスピレーションを吟味し、計画を(綿密に)練る作業や下絵」
そういう過程が存在するとは思えません

「何かのカタチになるギリギリのラインで描いている
手先が匂いを感じている」(2016年7月)

そういう感性で直感による創作なのだから





把握しきれない作品量と
カンリニンの忘れてゆくスピードの速さにより

今回のタブロー作品については
これまでにUPしたことがあったかどうか?

忘れてまた載せていたらお許しを









2004年のスケッチブックからー「俺俺」

2020年8月5日(水)


先日予告したとおり
黒地に描かれた顔・顏・顏をUPしていきます

2004年の夏3~4か月間に数十枚程もこの様な顔の絵を描いたのです

先回のこの絵が初出のようで
28-16-F620040621台風

                                                         F420040621



2日後には
その頃も睡眠障害に悩んでいたのですが
目覚めてしまった早朝
5時15分に描き上げたようです

17-8-F420040623AM515

                                                      F420040623

裏にはこうあります
「眠れずに陽を待っているとムンクのような空になり
思わず絵を描いたがまだ眠薬残っているせいかダルイ‥‥
刻々と変化する空の色を顔に現したつもりである」

17-8-F420040623の裏


黒地に色を重ねるのが面白かったのでしょうか


このような
<18表紙>

黒紙ばかり綴られたスケッチブックの購入が続いていました



初めはゴシゴシと塗り込んでいました

18-1-F420040629

                                                         F420040629



あの頃
とてもカンバスに向かう気力は無く
寝床で腹ばいになってスケッチブックに向かう日々


どの色を手に取るか?
24色あるいは36色から直感的に選ぶ色

18-17-F420040712悲し

                                                 F420040712

このようなタッチになっていき
トントントントン‥‥
タンタンタンタンかな
色鉛筆が紙面を突く音は「それでも描きたい!」という叫び
自己表現の欲求が聞こえてました




表情は色々ですが
目と口の表現は重要なようです

黒ばかりでなくグレイやブルーの用紙も使いました

20-9-F420040718

                                                        F420040718




20-6-F4




本当に珍しく笑っている?笑おうとしてる?
いえこれも笑ってはいないか

21-10-F420040731

                                                        F420040731



唯一二人の顔が描かれたもの

21-15-F420040731ウソー

                                                        F420040731




強いタッチから伝わるものがあると思う

22-9-F420040830

                                                       F420040830



とにかく2004年はカンバス作品は皆無
いえ唯一これがありましたっけ

「俺俺」
2F西8「俺俺」M502004P1090676

                                                            M502004

その2004年
「岡崎美術展」(岡展)という地元の公募展に応募し入選
岡崎市立美術館に展示されたM50号(116.7×72.7㎝) 
(今年は第73回展開催とのことで歴史は長いようです)

古いカンバス作品の上にちぎり取ったスケッチブックを張り付け
Unicefのシールもコラージュ
いくつもの自画像と寝床で見る電灯とギターと足裏のドローイング
タイトルは「俺俺」

あの頃は孤独をかこつ日々
「俺はここにこうして居るぞ」ただそれだけが出品の意味だったのかも


「一人キリ」「益々一人キリ」と書かれた絵もありました

19-17-F420040712一人キリ

                                             F420040712




19-16-F420040712益々一人キリ

                                                          F42004712



過去作品を振り返る記録に意味があるのか?

作者はこう言います
「あの過去があって今がある
今があって未来がある」


いずれにしても自己表現とは「俺俺」なのでしょう





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