2011年7月10日(日)
昨日の絵は
「後姿のムーニーマン」でした
何故突然オムツ姿を?
その絵を描いた直後に
まさか自分がオムツのお世話になるとは!?
思ってもいなかったでしょう
そう言えば
以前深夜に国道153号線に立つ人の絵を描き
その明け方153号線で(家の前だった)大きな事故がありました
その時も偶然かな?でしたが
ひょっとしたら
彼には予知能力が!!??
それはともかく
今日の絵はこれです
M5020110710
これは
いやらしげな絵Σ( ̄ロ ̄|||)
ではありません
タイトルは“熱中症!”
「直腸で体温測りました」
「導尿しました」
「全身をガンガン冷やしてます」
駆けつけた救急外来で若い医師からの説明は
こういうことなので‥
確かに「命拾いしました」のは
救急通報して下さった方のお陰だけでなく
懸命に治療して下さった医療関係者のお陰ですが
我に返った彼にはこの絵のような
「なんだ!!なんなんだ??」
という体験だったのです
ほとんど家から一歩も出ない人が突然炎天を歩く!
に限らず
この暑さに出歩かなくてはならない皆さま
出歩かなくても
どうぞ熱中症に気を付けて下さい
猛暑の京都での個展も今日でおしまい
多くの方々にお出掛けいただいたと思います
ありがとうございました!
中日新聞京都支局の増村光俊記者
他紙の記者の方々
取材・掲載ありがとうございました!
中日新聞は名古屋市内版に
この毎日新聞記事は7月7日ブログにネット版を載せましたが
「‥表現への強い意志や研ぎ澄まされた芸術的センスを感じさせる。」
京都新聞は美術欄で
「‥本能的でありながらよく制御された、色彩と構図のバランスに不思議な吸引力。」
どの記事も
言葉でうまいこと表現してくれはって‥おおきに
ちなみに 偶然ですが
彼には京都人の血がかなり濃く流れております(⌒-⌒)
美術年鑑社発行の
「新美術新聞」にも個展案内が!
個展はいろいろな意味で
意味深いものだったと
確信しております
今後とも
彼のNEXT ONE どうぞご期待を!
2011年7月9日(土)
転居後の落ち着かない生活ですが
カンバス探し・ハガシを始め
後姿のムーニーマン?
こんな絵を描き始めた矢先の彼が
救急車で搬送され、入院する騒動が!
蒸し暑い梅雨明けの日
春日井市と名古屋市を区切る川
その橋の上に倒れていた!
救急車を呼んで下さった方に
このブログでお礼を言わせて下さい
車を停めて声を掛けて下さった二人のお子さん連れの女性
もう1人は自転車で通りかかった女性
それしかわかりませんが
本当に本当にありがとうございました!!
命拾いしました!
「熱中症はなめてかかるとこわい!」
担当内科医はもう少しの入院治療を勧めましたが
1泊で逃げるように帰宅
持病の悪化もこわい!ので
入院はものすごいストレスと緊張の連続
一睡もできず‥
今日は絵どころではありませーん
この機会に
先日(6月29日「伊藤高義先生追悼」)のオマケの続きを
なぜかこういうものがやたら多いここが彼の住処なので‥
かなり苔むしています
これは最も苔に覆われている?
うーん
これも年季が感じられます
雪見灯籠でしょうか
これは春日型?
これ変わってます!
雪見型・春日型など種別があるようですが
これは??
これは玄関脇に
かえって見落としそう
先回と合わせて11個
石灯籠はなんと数えるの‥?
調べてみました
1基または1個だそうです
まだまだあります!
それはまたの機会に
2011年7月7日(木)
こんなスケッチブックも残っていました
もちろん未発表です
今回引っ越し騒動の最中にF6ぐらいのものを何冊も見つけ出しました!
シャッター押すにもドキドキ!ほとんどブレてしまった ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
ほんの少し載せます
おそらく「よいこのくれよん」で
墨汁も使っていましたっけ
こんな緻密に!
「よほど暇持て余してたんだろ」だって
よく「有り余る残酷な時間‥」と言ったものです
このころから
迷いのない線ですねえ!
点描もいくつか残っています
色々やってみる彼がこのころからいました!
1999年から2000年にかけてのドローイング作品
ほんの少し紹介しました
このころから最近までのドローイング作品は何百枚?
まだ未整理で‥
気の重い一方
ワクワク・ドキドキするようなことです
最後に最新作
F2020110706
「自信がある」
v( ̄∇ ̄)v
彼は確かに自信がある!
でも
この書き込みは例によって
たまたま見つけた新聞紙の文字‥
引っ越し後まだ2週間にもなりませんが
スケッチブックのドローイングだけでなく
またカンバス探し?カンバスハガシ!の日々が始まっています
2011年7月4日(月)
家人がダンボール箱と格闘中にも
彼はスケッチブックを開いては描いていました
その中から
ニッシンニバイバイ
ヒッコシソウソウ
「無事引っ越しました」先回そう書きましたが‥
いろいろありまして
3匹のネコも老犬も転居不安で一昼夜鳴き通し!
どうなることか!?
でしたが心配することもなく
犬、ネコは居場所を見つけ
当たり前のように暮らし始めました
彼も初日はほとんど一睡も出来ず‥
当たり前のように‥とはいかず
感情が昂り突然泣きたくなったり
時に虚無感に囚われたり
血圧がひどく上ってみたり
どうなることか?!
車に4、50分乗って連れてこられて
降りたところが今の住処なので
「現実味がない!ここでの日常は夢なのでは‥」
でしたが
2階暮らしから1階暮らしになり
庭のアジサイや木々という風景を‥
14.5×9cm20110704
こんな絵も
ギャルリー宮脇からも
スケッチブックなどのドローイングがなかなかおもしろいと言われ
たくさん送ることになったというのに
「スケッチでは仕事している感がない!」わけで
何か描いていないと不安から?
こんなモノにも
古いアップライト・ピアノの前板です!
1978は彼の生まれた年
先回UPした絵の裏面にも
145×91cm20110703
ハハハカンビョウノナミダダ
相変わらずおもしろい絵を描いています
今日は古いF50号カンバスにジェッソを塗ってます
明日はどんな絵が‥?
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2011年6月29日(水)
昨日 伊藤高義先生が亡くなってしまわれました
二科会で その他多方面で
大変ご活躍になられて‥ということは
実はほとんど何も知らないのです
9年前たまたま見つけたフロール展作品募集の小さな新聞記事
そこから伊藤先生との出会いが‥
伊藤先生は「生(いのち)の芸術 フロール展」の理事長・審査員でした
ほとんど毎年先生から賞状を手渡していただき
彼は年に1度の七夕まつりのようにその日を楽しみに‥
もう授賞式にも出席できなくなった2008年(第10回)は
初めての個展を開いていただいた年
伊藤美術工房(タカヨシ・メキシコ美術館)の陶芸工房で
彼ひとりだけの授賞式をしていただいて感激したもの
猫の毛と埃にまみれていた作品を
あのゴミ屋敷から陽のあたる場所に出そうとしてくださった方のおひとり
「僕は先生の絵は受け継がないけど
先生の創作への情熱は受け継ぐ!」
そう伝えて欲しいと
お見舞いにも告別式にも行かれない彼は
佐々木馨先生に電話
絵を教えていただいたわけではないけれど
間違いなく恩師です
あの出会いも今の彼へと続く
人生の扉を開いてくれたように思えます
今夜がお通夜です
伊藤先生
ありがとうございました!
引っ越しは無事済みましたが
もちろんまだまだダンボール箱の山!山!山!
それでも
ダンボール箱の山の中で描きました
「創作への情熱は受け継ぐ!」のだから
「それが伊藤先生への僕のお礼と別れの気持ち‥」
145×91cm20110629
まだカンバスも出てこない‥わけで
MADE IN CANADAの集成材の廃材に
WATASIWA KOKONIIRU
ISSEI KOKONIARI
アクリル絵の具とオイルパステルを見つけ出して
これは?
直径28cmのフライパンの裏に
写経のように
ブルースの歌詞を
旧住所での最後の作品??
引っ越し前の緊迫感からか
コルクボードや版画板に描きまくっていたのでした
さてさて
またこれからも出来るかぎり
山のアトリエから
西村一成の作品をご紹介していきます
オマケですが‥
ここには何故かやたらこういうものがたくさんあります
この上部のモノは?
お猿さん!!
これはこの石灯籠の一部なのですか?
まだまだあるようです!
先住者のコレクションだと思われます
探索する時間を作れたら
またオマケにUPします
そうそう
また「芸術新潮」(7月号)に個展紹介が!
「アール・ブリュットの新星」と新潮社では紹介してくれていますが
彼は
「アール・ブリュットの一成だ」と‥
暑い京都にも関わらず
いろいろな方がお出掛けくださっているようです
ありがとうございます!