西村一成の世界から

未知へ、更に、未知へ‥と日々カンバスをカジリ続ける画家、西村一成の出来たて作品を絵日記のように記録。NEXT ONEはどんな作品?

2012年05月

言葉の力

2012年5月31日(木)




まず昨日の絵ですが


横浜の猫 ベニヤ板、綿布、アクリル、カラージェッソ 



ベニヤ板に綿布、アクリル、カラージェッソ

ホンモノはもう少し全体に明るい
ネープルスイエローディープという色もうまく写らないと書きました
(3月23日、3月26日)
この白っぽい部分、ネープルスイエローライトも難しい


「横浜の猫」というイメージで描きました
淋しいというか‥静かなというか
黒猫となぜかニンジンとピーマンが並んで街灯の下に




スケッチブックにもたくさん描いて


F8スケッチブック 顔6 ぐるぐる目 鉛筆・ミリペン 


鉛筆とミリペンで







今日のはこれです


自画像 ベニヤ板、綿布、アクリル、カラージェッソ 


ベニヤ板に綿布、アクリル、カラージェッソ


自画像と書きました

丸メガネ、太い首、濃い眉、似ているところも‥
でも似ているかどうかは彼には問題外のようで
この表情が描けて気にいったようです

実物大以上に大きな顔の前で
思わず「おっ」とこの口をしてしまいそう



他にも水彩紙やスケッチブックに描きましたが
それはまたにして



「展覧会ドラフト」の結果がやっと今日5月最終日に届きました

「残念ながら選外となりました」というお知らせに
次のプリントも同封されていました



IMG


http://www.kac.or.jp



細かくて見えませんので抜粋してみます




‥この書類審査を通過したプランを対象に6月24日(日)
二次選考として公開プレゼンテーションを開催します。
 選出されるプランは5~6件を予定。
‥ここで企画者は、自らの言葉で展覧会企画を
審査員と一般の聴衆に伝えなければなりません。
企画者にはアートと鑑賞者をつなげるための「言葉の力」が求められています。


ということで今回の選外は企画書の「言葉の力」不足でもあった
と思います
応募も企画も彼がしたのではないですが



展覧会の本質は展示された作品にはない。
それは作品の選択と配置という操作である。
‥したがって私が審査するのは個々の作品ではない。
いかなる作品がその背後にあり、
いかなる作品が隣接して展示されているかという関係性である。

審査員のひとり尾崎信一郎氏は応募要項にこう書いていました


彼の場合
作品1点1点に向き合い
審査していただける公募への挑戦をした方がいいのかも‥






ティッシュ耳栓

2012年5月29日(火)




昼夜逆転の逆転があまりに急激で
時差ボケ状態なのか
管理人はボケております~
ブログも休んで


でも彼は描き続けてました



昨日の作品

耳栓 ベニヤ板、綿布、アクリル、カラージェッソ、色鉛筆 

ベニヤ板に綿布、アクリル、色鉛筆、カラージェッソ


耳から出ているのは煙ではなくティッシュペーパー
傷だらけの肢体
副作用か?ブツブツの皮膚
縦に並んだ目は最近のブーム

自虐のジガゾウです


彼はティッシュを詰めたこともないけれど
今日はティッシュ耳栓もモチーフでした


F6スケッチブック顔2(ティッシュ、鼻血?) 鉛筆 20120529






F6スケッチブック顔7(象の鼻みたいな) 鉛筆・ミリペン 20120529







F6スケッチブック顔8(ぶつぶつの顔) 鉛筆・ミリペン 20120529


これらはF6=41×31.8cmスケッチブックに鉛筆、ミリペンも少し



スケッチブック1冊18枚全部描いて
こんなのもありました



F6スケッチブック顔11(チョーカー) 鉛筆・ミリペン 20120529







F6スケッチブック顔5(3つ目) 鉛筆・ミリペン 20120529



絵の具の筆あともそうですが
白黒の世界でも
やはり小さな写真では伝わらないモノが‥

ホンモノの鉛筆やペンの線を見ていただきたい
1枚1枚に向き合っていただきたい

そのためにも展示の機会を!と彼の周りは焦るのですが‥



そういえば昨日こういう可愛いのも描きました



赤鼻ぶたちゃん ベニヤ板、綿布、鉛筆、アクリル、油性マッキー 

                                              41×22.5cm20120528




昼の生活も1週間近くなりました


腕が描きたくなる!のは何故?

2012年5月27日(日)





名称未設定 1腕に顔 500


これは1年前の絵です
「ノタウチマワル」(2011年5月25日)にUP
ここへ転居する1ヶ月前でした


読み返してみたら‥
こんなこと書いてました


引っ越しのバタバタや周囲のアセリを悟られないよう
いつもどおり「描いて、ウンチして、寝るだけ」のはずなのに‥

不安・HELL(地獄)と書き続けて


「闇の生活に戻ろうか」「タバコ吸いてーェ!!」
昼の生活が無理?
逆転も禁煙も手放しで喜べない‥?


斬られた腕が!

あれれ!偶然の一致?!
2日前昼夜逆転の逆転を果たしたばかりの彼は
昨日も今日もこんな絵を描きました



5×41cm20120526


ベニヤ板に綿布、アクリル、モデリングペースト

でこでこはモデリングペーストをペタペタした効果





6cm20120527

ベニヤ板に麻布、アクリル、色鉛筆




最近ココロがノタウチマワル!?ような具合の悪い時が‥

それでも描く


ココロがノタウチマワルような時には
バッサリ斬られた腕が描きたくなる?

しかも今回のはリストカットみたいな傷を描き加えてる

オシャレな色使い!なのですが




絶望的な明るさに耐えかねて
カーテン締め切ってノタウチマワッテいました





絶望的な明るさの中で

2012年5月25日(金)



昼夜逆転の逆転作戦
一応成功しました!

そのために完全に徹夜したので
もう昨日今日は眠くて眠くて


ボーっとしながら描きました



ギター ベニヤ板、アクリル、オイルパステル 91×22cm20120524


ベニヤ板、綿布、アクリル、オイルパステル

ノウガカツドウテイシとあります



徹夜して時間が有り余ってました
スケッチブックに次々描いた中からUP

ほとんどはミリペン、付けペンも使って



F4スケッチブック 丸メガネの顔 20120524






F4スケッチブック 目鼻のない顔に蝶 20120524 






F4スケッチブック 丸メガネの顔3 20120524


チョンチョン‥チョンチョン‥
この描きかたが楽しくてたまらない



F4スケッチブック 顔 一列の歯 20120524






F4スケッチブック ジガゾウ 20120524


ペンの都合でジガゾウではなくヅガゾウとあります
スケッチブックに付けペンではジよりヅが書き易いらしい




F4スケッチブック 目玉飛び出し 20120524


ミリペンだけでこれはスゴイ!








そして今日25日

今までなら
そろそろ寝ようか‥というころ起床
絶望的な明るさだ」とか

やはり夜の生活のほうが情報量も少なく楽だと言う




絶望的な明るさの中で
ややボーっとしながら描いたのは


6cm20120525


                                              91×60.6cm20120525

ベニヤ板、綿布、アクリル、オイルバー、オイルパステル、カラージェッソ


寝不足とは思えない絵を描きました

「いい絵だ‥でも何がいいんだかわからないから戸惑う
‥でもいい絵だ」

絶望的な明るさの中で
コバルトグリーンもコバルトブルーも鮮やかに見えました



さてこの生活どうなりますか‥










変化

2012年5月24日(木)




前回室内での金環日食映像をUPしましたが


金環日食が彼の脳に何らかの影響を与えたか?

本当のところは分かりません

が‥
これほどの太陽光の変化!!
超敏感な人には大いに響いたのでしょう

同じ場所で全く同じように撮影した平常時の写真もUPしておきます



金環日食時
21日7時21分撮影

DSCF1728日食1





平常時
23日7時25分撮影


DSCF1783後日2



この変化!!





では22日からの作品を


キングギドラと5人 水彩紙 水性付けペン 39×115cm20120522


水彩紙、水性付けペン、油性マッキー


キングギドラは前にも描きました
彼の好きなモチーフです
これは水性インクのため汚れも味で‥





23日はこれ


6cm20120523


ベニヤ板に綿布、アクリル

ブタと円形ハゲの人が一緒に寝てる~って、一体‥?




まあ何でもありですが
24日のはいかがでしょうか?



6cm20120524

ベニヤ板に綿布、アクリル




最初のイメージはこうでした



DSCF1801イメージ

これに透明色で汚し?を付けていく
変化が楽しくて楽しくて!
ということです


なんで便器なの?ですが


男性用洋式小便器が出品された?
‥でも展示拒否だった?

というような前衛芸術界の話題もありましたっけ




ところで
西村一成ホームページですが
最近Galleryが充実していまーす
度々の更新で
すでに100枚以上UP

2010年と2011年作品の一部です

彼の作品の変化には驚くことでしょう





どんどん更新されますので
たまには覗いてご覧下さい

HP管理人に感謝!感謝!


公式ホームページ
西村一成HP
プロフィール、ギャラリーなどを掲載しています。
個展・作品・HP等に関する感想・お問い合わせは、お問い合わせフォームからお寄せください。
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