その上に加筆
して欲しいのは山々ですが
ロール紙はまだある
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未知へ、更に、未知へ‥と日々カンバスをカジリ続ける画家、西村一成の出来たて作品を絵日記のように記録。NEXT ONEはどんな作品?
27歳誕生日より“フルスロットル宣言”。
つまりどんな事があろうとも、毎日描くと言う宣言をした。
約13年間、毎日描いて描いてまだ続いている。
そんな事を10年も続けていたら(ゴメズさんの記事にある様に)
描くことが生理的な現象と変わらなくなってきた。
描かない、描けないとイライラする。
これは精神科医などの言うような強迫ではなく努力だ。
毎日描くと言う事は、実はとても大変。
余程好きでないと続かないと思う。
以来、盆も正月も、具合が良くても悪くても、
昼夜逆転で真っ暗でも日々描き続けている。
そして、同じ事を繰り返さない様に心掛けている。
言ってみると、毎日、ライブ(=LIVE)であり、本番だ。
それだけでなく、
絵では運良く発表(音楽で言う所のライブ)の場を踏むと言う
経験を重ねてこられた。
どんなミュージシャンも言う通り、
100回の練習よりライブなのだ。
………
これから何か全く新しいことを始めるのは
どうも勇気が要る様になってきた。
それでも、日々前進と言う心掛けだけは忘れない。
いつでも次だ。
№20180415 PM1130 ISSEI
NISHIMURA
僕が使っている綿布は意外と便利だ。アクリル画には向く。
市販のロールカンバスだと、画面の上に絵の具のダマが出来易いのだ。
また、綿布にはしっかり下地を作らないと、思った発色を得られない事多い。
基本的に美しい発色を得ようと思ったらジェッソを2~3度塗った方が良い。
それと綿布は張り方に一寸したコツが要る。
布屋さんetc.で売っている綿布は、実際に出向いて触ってみないと、
水分を含んだ場合、画布がブヨブヨに波打ってしまう布も多い。
平織が一番良い。
縦と横で糸の太さが異なる綿布は要注意。
どうしてもうまく張れない場合、一度湯通しするのもコツ。
僕はロールカンバスを買った事がない(高価で手が出ない)。
画布の“変形張り”“画布を引き千切る”とかは綿布でないと無理。
その反面、市販のロールカンバスはとても丈夫な造りになっていると思う。
綿布は弱いので、鋭利なナイフで引っかいたりすると
破れてしまう事もある(それも利用出来るが)。
とにかく何でも試してみて、駄目だったら他の方法で行く。
そうやって我流の経験を積んできた。
さてまた佐々木ボード作品のUPが後回しになってしまった
あまりに沢山あって選択に困っているのでもあります