西村一成の世界から

未知へ、更に、未知へ‥と日々カンバスをカジリ続ける画家、西村一成の出来たて作品を絵日記のように記録。NEXT ONEはどんな作品?

2021年09月

だから耳栓を愛用してはいますが

2021年9月13日(月)


「僕の芸術はパルコから生まれたと言えるかも」
前にそう書きましたが

「パルコ文化」というタイトルのドローイングもありました

「パルコ文化」20210527
「パルコ文化」水彩紙、インク77.2×108.9㎝20210527

これは全紙(77.2×108.9㎝)にペンだけで
画像をクリックすれば多少拡大されますが
よく見えませんよね



その大きさに6月は太い筆でブラックジェッソで描いたものが
まだUPしてなかったみたいです
これはよく見えます!



「M.W.さんとの出会い」(№1)20210603
「M.W.さんとの出会い」(№1)108.9×77.2㎝20210603



「M.W.さんとの出会い」(№2)20210603
「M.W.さんとの出会い」(№2)108.9×77.2㎝20210603




「ゴジラの喘ぎ」(№3)20210614
「ゴジラの喘ぎ」(№3)108.9×77.2㎝20210614




「ゴジラの喘ぎ」(№4)20210614
「ゴジラの喘ぎ」(№4)108.9×77.2㎝20210614





「マッシュルームについてのいろは」(№1)
「マッシュルームについてのいろは」(№1)108.9×77.2㎝20210610





「マッシュルームについてのいろは」(№2)20210610
「マッシュルームについてのいろは」(№2)108.9×77.2㎝20210610





「マッシュルームについてのいろは」(№3)20210610
「マッシュルームについてのいろは」(№3)108.9×77.2㎝20210610





7月にはアクリル絵の具でも

「ワタシハシモベ」(№1)20210712
「ワタシハシモベ」(№1)77.2×108.9㎝20210712





「ワタシハシモベ」(№2)20210712
「ワタシハシモベ」(№2)77.2×108.9㎝20210712



こういうのは大胆なようで結構繊細
一発勝負と言う点では
以下のと変わらないのでしょう



「鬼の肖像」20210831
「鬼の肖像」水彩紙、インク45.5×38㎝20210831

これはF8サイズ45.5×38㎝の水彩紙

描き直さないし消さない
ペンを握ったら途中で立つこともなく
一気に描き上げます

もし途中で
ピンポーン!なんてインターホンが鳴ったり
スマホに電話が掛かったり
玄関に「かいじゅうー!」なんて姪っ子が来たり
うっかり話し掛けたりしたら
ペンが止まりその絵はそこで終わり!




だから耳栓を愛用してはいますが


このシリーズ
続きはまた次回ということに



ちなみに「かいじゅう」は西村一成のニックネーム
甥っ子姪っ子たちとその友達だけがそう呼びます




僕の芸術的、又、創作的欲求は

2021年9月3日(金)


先月末のペインティング作品をUPします
加筆の過程もUPしてしまいます


まずこれ
随分古い(2015年)組作品を引っ張り出して

「不安を背に」91×162.2㎝20150815
加筆「不安を背に」91×162.2cm20150815

今年初めに
「色彩の明滅とキノコ」20210112になりました
「色彩の明滅とキノコ」91×162.2㎝20210112


半年以上経った今回オイルバーで加筆
「ふしだらな飲み物」91×162.2㎝20210830
「ふしだらな飲み物」91×162.2㎝20210830


隠れてしまった2015年の作品を惜しむ気持ちは残りますが





もうひとつ
これは新品のF30 カンバス3枚に4か月前に描きました
「致死量に値する」91×218.1㎝20210506
「致死量に値する」カンバス(F30×3 )91×218.1㎝20210506


その後バラしてそれぞれに水彩紙をコラージュ

「致死量に値する尿の量」20210525
「致死量に値する量の尿」F3020210525

更に3日後綿麻布も貼り付けて

「興奮剤への愛おしみ」(№1)20210528
「興奮剤への愛おしみ」(№1F30202100528

これなどますますタイトルの意味が分かりませんが

「庄助の恋」(№1)20210617
(上張り)7「庄助の恋」(№1F3020210617



「庄助の恋」(№2)20210617
(上張り)7「庄助の恋」(№2)F3020210617


そして
この2点に綿麻布をすっかり覆いかぶせ

こうして
加筆91×145.4㎝20210829トリミング

こうなって
一応の完成のようです
「煮出した茸の汁」91×145.4㎝20210829
「煮出した茸の汁」カンバス(F30×2)91×145.4㎝20210829




このあたりの創作について作家の言葉から

「ドローイングならば、割りと一発で仕上がります」が
「タブロー作品でのイメージ仕事は、
若い頃に比べると一発で満足のいく仕上がりにならず、
やたら時間も掛ります」
「そうこうしている内に、画面は、
必然的に?材料塗れの仕上がりになってしまうわけで、
若い頃の様な切れがないと言うか、肉体的な衰えと言うか、
時に限界を感じたりします」
などとおっしゃいますが

結局
僕の芸術的、又、創作的欲求は
<絵の具で、子供みたいに泥遊びをやりたい>みたいなことで」と
どうもドローイングの仕事だけでは飽きてしまうようです
ドローイングも高評価なのですがねぇ



では
次回はドローイングもUP続けていこうと思っています








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