2020年5月2日(土)


働きたくても働けない方があり
何が何でも働かざるを得ない方があり

そんな現実ですが
西村一成はしぶとく描き続けております
「不要不急」と言われようと
言われなくても とにかく
止めておくか、、、とはいかない

この作家
「描くことは生きること」なのだから
描くために生きてる
生きるために描いてる
描くことしかできないとも言える


先回UPしたのはドローイング作品
今回はタブロー作品を


まず昨日描いたものから

「ざつ、ざつ、ざつ、とした自画像」
「ざつ、ざつ、ざつ、とした自画像」カンバス、綿布F3020200501
   ↑       F3020200501 

画布に穴が開いています

P1070463

このF30号は2018年2月から6回も加筆を重ねており
2019年2月の「僕の衝動」にはその穴が開いていました

衝動的に?

「僕の衝動」(№1)
21-4「僕の衝動」(№1)カンバス(画布に穴)F3020190204

               F3020190204
絵の具で隠れてますが穴開いている


その後の加筆でこうなって
「獣などんでん返し Ⅰ」
「獣などんでん返しⅠ」カンバス(画布に穴)F3020200131
                F3020200131



それがこうなって
「死」
「死」カンバス、綿布(画布に穴)F3020200425
                F3020200425


そして
「ざつ、ざつ、ざつ、とした自画像」になりました
「ざつ、ざつ、ざつ、とした自画像」カンバス、綿布F3020200501






今日描いた1点はM30号の組作品

「LOGOの六」
組(2)「LOGOの六」カンバス(M30×2 )91×121.2㎝20200502

                   91×121.2㎝20200502

これは10日ほど前のこれに加筆
「LOGOの六」
「LOGOの六」カンバス(M30×2 )91×121.2㎝20200422


タイトルは同じでも全く違う絵
どちらがお好き?と言ってみたくなります


今日は「LOGOの七」も描きました
それも2019年から5回加筆され


こういう絵もあり
「フルヌード」
「フルヌード」2枚貼り合わせたカンバスに綿麻布上張りF3020191123
            F3020191123

完全にツブシて
「初雪」にもなり
「初雪」2枚貼り合わせたカンバスに綿麻布上張り、F3020200210
           F3020200210


そして今日の
「LOGOの七」となっています
「LOGOの七」2枚貼り合わせたカンバスに綿麻布上張りF3020200502
             F3020200502




このような次第で
6回どころか11回も加筆することになったり
1点の絵の中(上?)に何枚もの作品が存在する訳で
もし加筆でなかったとしたら、、、それは
スペース的にも経済的にもあり得ないでしょう


もし
創作が出来なくなったらどうなるのだろう?!
そんなカンリニンの不安は
コロナ禍で否応なく増していますが


「絵描きは描けなくなったら終りだ!」
「いや、描かなくなったら終りだ!」
そんな遣り取りの電話相手は相変わらず佐々木馨大先輩


描かざるを得ないから描く
絵描きとはそういうものなのでしょう



しぶとく描き続けて!