2020年5月15日(金)



西村一成は「孤高の」と言われたりする
山の住処にひきこもる絵描きですが

芸術界もコロナ禍にめげそうになっている今

「文化を維持する必然性は、以前より、より深く、
マグマのような力強さをむしろ増してきた感じ、
この辺鄙な東谷に居ても覚えます。」

「僕も、家族も、悪菌による恐怖より、
これまでの歩みの方が余程、困難でありました。」

そんな半生だったので自粛や不自由に
そう簡単には参りません
相変わらず不屈の精神を持ち合わせ

「流れは緩やかになったとしても、また、北風に吹かれても、
僕は、<僕>で居ようと覚悟しています。」
「生の炎の消える時に、これなら満足であったと思う、芸術家の端くれに
これからも、そうありたいと願っております。」

「僕のような、未熟者が生意気言って申し訳ないです。」


これらの言葉は
信頼するギャラリスト宮脇豊さんへのメールから抜粋
(カンリニンにも送られたのです)



さて
先日の3点をUPします


「象」
「象」カンバス、綿麻布P3020200504

           P3020200504






「竜」
「竜」カンバス、合繊布S2520200504

                    S2520200504





「自画像」
「自画像」カンバス、合繊布F620200509

                F620200509


もう絵の具が底をつき
ニューヨークからの送金は滞っているし、、、どうしようもない

食べるもの寝るところも無い!という訳じゃないだろ

と言われそうではありますが

「今こそ、逆境をバネにし、生きて
また、生とは、つまり、<描くこと>ですので」

「希望を維持し、先々も転がってい続けようと、
僕も、次なる一作を思案中です。」

ギャラリストへのメールは
自身へのエールでもあるのでしょう




ここでオマケ画像を

P1060015

日本ミツバチの分蜂待ち箱です
4月初めに知人がここの片隅に設置し
楽しみに待ってみましたが
遂に諦め3日前に持ち帰られました
昨年はこのあたりでうまくいったのに、、、

日本ミツバチの養蜂は西洋ミツバチより難しいようで
その蜂蜜は非常に希少なものとなっているらしい




一方これですが
P1080150

タイワンタケクマバチが開け始めた巣穴入り口です
これはまだ直径5㎜程です



               ↓奥に「待ち箱」見えてます
P1080158




P1080171


これだけ近寄っても襲って来ませんでしたが
外来種だから殺処分すべき??

中国や台湾からの輸入竹と一緒に来てしまった外来種
2006年に愛知県豊田市で最初に発見されたとか
豊田市はここから遠くないのですが
今はどれだけ増えているのか

自然界に
新型コロナウイルスも含め

グローバリゼーションのツケが回ってきている!



でも
僕は、<僕>で居ようと覚悟しています